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先日テレビのニュースで、8月25日に愛知県豊田市保見ケ丘のゴミ屋敷が全焼したとの報道がありました。近隣の家も延焼し住宅2棟が焼けました。幸いにも住民は避難をして、ケガ人は出ていません。この家では以前にもボヤ騒ぎがあり、近隣の住民もいつか大きな火事や害虫などで被害がでるのではないかと不安だったようです。テレビのワイドショーでも何度か取り上げられていて、レポーターがゴミ屋敷の住人にインタビューをされていることもありました。こういった問題はこの家だけではなく全国いたるところで起きています。セルフネグレクトという言葉を聞いたことがあるでしょうか?セルフネグレクトとは自己放任のことで、自分の身の回りのことに対して、何もしなくなることを言います。セルフネグレクトに陥る原因は人それぞれでしょう。もちろん自分自身の問題であり、本人が立ち上がらなければどうにもならない事ですが、果たしてそれだけなのでしょうか?各メディアがゴミ屋敷と報道をして、地域住民の苦情、区役所からの勧告、これらを受けて住民は、ますます殻に閉じこもり抜け出せなくなっているようにも見えます。しかし、放っておいても今回の火事のように近隣被害が出る可能性が高くなってきますが、現在の法律ではどうすることもできません。非常に難しい問題ですね。ある一定の基準を設けて、規定値以上の異臭や、害虫などが見受けられた家は強制的に中の物を処分できるように法改正をするしか地域住民を守る方法は無いのかも知れません。

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