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メディアでみる遺品整理人
故人が人生の足跡と言える遺品を身内の方の代わりに整理するのが遺品整理士の仕事です
それは故人の生き様を肌で感じさまざまな故人からのメッセージを目の辺りにする。
いまでこそ遺品整理という業界が世に知れてきていますが、一昔前までは遺品整理という言葉も存在していませんでした。
遺品を片付ける仕事ということでイメージが悪く、やりたい人もなかなかいなくて従業員が不足しているようなこともありました。
しかし各メディアで遺品整理という言葉が取り上げられてくることが増えて、一般的に知られてくるようになり世間のイメージも今ではだいぶ変わってきているように感じます。
テレビやドラマなどで出てくる遺品整理士を見て思うのが、実際の現場との相違に違和感を感じることがあります。
それは本当の現場を見たことがない製作者側の作り手がメディア用に脚色して綺麗な部分だけを映像化しているからなのでしょう。
遺品整理人はたくさんの遺品整理現場を経験し、様々な現場を見てきます。
そこには孤独死や、遺産問題、辛い人間関係の様子をめにすることも多々あります。
メディアでは伝えられていない現実もありますが、大切なのは先人達の死を持って現代の方に生き方を考えることだと思うのです。