お亡くなりになられた方の住んでいた家を整理する。それが私達「遺品整理士」の仕事です。
この世のすべての生き物には、必ず死が訪れます。
人が亡くなれば、その人が使っていた物や保管していた物が遺品となります。それをただ片付けるだけであれば引越し業者に依頼して簡単に綺麗になるでしょうが、遺品整理には人の気持ちが介入するので、そう簡単には行きません。
遺品整理人になり、「遺品整理」という仕事がここ数年で世の中にだんだんと知れ渡ってきています。
しかし、遺品整理士として孤独死が年々と増加し続けていることを考えなくてはなりません。
高度成長期を支えてきた先輩たちの努力や思いを引き継いでいかなくてはいけないのではないでしょうか？先人たちへの感謝の思いと日本という国の更なる発展を考えなくてはいけないと思うのです。
遺品整理の職業は、身内が亡くなられている遺族の気持ちを考えて対応できる誠実さや、責任感を持って仕事ができる意識の高い人でないと務まる仕事ではありません。
人は人の死から教わることがあります。そこに気付くことが必要であると思うのです。